ランニングはきつい。筋トレはもっときつい。
ヨガが登山トレーニングとして効果があるなら、ヨガの方が続けられそう…でも実際のところどうなの?
と思う方もいるかもしれません。
わたしの経験則からいうと…
登山に必要な体力づくり目的なら、ヨガだと強度は低い!
ただし、登山をするならヨガはしておくべき‼︎
実際、わたしは「登山への直接的な効果は薄いな」と思いつつも、ヨガだけは続けています。
効果が薄いなら、なぜ続けているのか?
その理由をお伝えします。
登山トレーニングにヨガは効果ある?筋トレとの違いを解説
結論から言うと、ヨガは登山の「補助トレーニング」にはなるけれど、主トレーニングにはならないです。
登山に必要なのは、
- 太もも(大腿四頭筋)
- お尻(大臀筋)
- 体幹(腹筋・背筋)
などの筋持久力。これらを鍛えたいなら、スクワットやランジなどの筋トレの方が効果的です。
一方、ヨガは「筋肉を伸ばしながら使う」動作が中心で、心肺機能の向上や筋力強化を狙うには物足りません。
登山とヨガの相性が良い3つの理由
柔軟性アップでケガ防止|ヨガで関節可動域を広げよう
登山では、段差を上がったり下ったり、岩をまたいだりと不安定な動作が続きます。筋肉や関節が硬いと、足首のねんざや膝の負担、太もも裏の張りなどのトラブルが積み重なります。
ヨガを続けると、筋肉が“ただ柔らかくなる”だけでなく、伸び縮みのコントロールが上手くなり、転倒リスクも減ります。
- 太ももの裏(ハムストリング)
- ふくらはぎ(腓腹筋・ヒラメ筋)
- 股関節まわり(腸腰筋)
これらをヨガで伸ばしておくと、翌日の筋肉痛も軽く、長時間歩いても関節に無理がかかりにくくなります。
姿勢・体幹の安定でバランスが良くなる|登山中の安定感アップ
登山はまっすぐな道が少なく、木の根や石を踏みながら歩くことが多いです。そんなときに必要なのが「体幹の安定」です。
ヨガのポーズは、バランスを取る動きが多く、インナーマッスル(体幹)に働きかけます。
代表的なポーズ:
山のポーズ
体幹がしっかりしていると、足場がぐらついても上半身がブレず、自然とバランスを保てます。

飛行機のポーズ
足の力だけでバランスを取ろうとするとグラグラしますが、体幹を使うことで安定します。

鷲のポーズ
足のバランス感覚を使いつつ、肩甲骨を伸ばして肩こり改善にもつながります。

登山後の体メンテナンスにヨガが効く理由
ヨガは「トレーニング」だけでなく「メンテナンス」としても最適です。
トレーニングの合間の疲労回復に最適
筋トレやランニングなどの強度の高い運動を続けていると、体が疲労状態になることがあります。そんな時こそ、ヨガでリフレッシュするのがおすすめです。
登山後のリカバリーに最適|疲労軽減と凝り解消
登山後は全身の筋肉が凝ります。ヨガで伸ばすことで、疲労回復や筋肉の張りの軽減が期待できます。
ヨガを始めるなら「通いやすさ」が最重要!スタジオ選びのコツ
通いやすいスタジオを選ぶことが継続のコツです。以前はLAVAに通っていましたが、徒歩30分かかるため続きませんでした。今は徒歩10分のCALDOに通い、継続できています。
ヨガはLAVAやCALDOなどいろいろあるので、通いやすい場所の体験レッスンを利用してみてください。
LAVAであれば体験無料で、モニターも募集しています。
CALDOは月額利用の他に、回数券で都度利用も利用できるので、定期的に通うのはちょっと…と言う方にはおすすめです。
自宅でできる!登山トレーニングにおすすめのオンラインヨガ
登山のためにスタジオに通わなくても、YouTubeなどの無料動画や、LAVAのオンラインサービスで自宅ヨガが可能です。月額約2,000円でスタジオと同じ内容のクラスを受けられるので、安く効果的に続けられます。
わたしはLAVAのオンラインサービスのうちヨガを利用しています。
登山後すぐにヨガに行けない時や、生理でホットヨガに行きたくない時は重宝します。
まとめ|筋トレは“登る力”、ヨガは“整える力”
登山のために筋力をつけるなら筋トレが最適ですが、体のバランスや疲れにくさを整えるならヨガが最強のサポートです。「鍛える」と「整える」の両輪で、登山を長く楽しめます。
もっと即効性のあるトレーニングも知りたい! と言う方は、こちらも併せて読んでみてください。
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