普段からネイルをしていて、いざ登山へ。
ふと疑問に思いませんか?
「登山のときって、ネイルしてても大丈夫なの?」
こんな質問をしたら、十中八九こう言われるでしょう。
「しない方がいい」
だからこそ、聞けない。
わかってるからこそ、聞けない!
わかります、わかりますよ。わたしもそうですから。
そんな悩ましい女性たちへ、わたし個人的な登山とネイルの線引きをお伝えします。
⚠️あくまでも個人的な意見ですので、自己責任でお願いします。
登山中にネイルはしても大丈夫?
わたしの結論はこちら。
- ジェルネイル:NG
- マニキュア:OK(爪補強タイプならさらにOK!)
登山では爪が欠けやすい!その理由
登山で爪が欠けることは案外多いです。
意外と手を使う場面が多いんですよね。
鎖場で岩をつかんだり、手を地面についたり、テントのペグを打ったり。
かくいう私も、よく爪が欠けます。
特に岩場!
岩がざらざらとしていて、手で掴んで登らなければならないような場面で、必死で登ろうとして爪を立ててしまって……
ガリッ‼︎ と削れてしまったことが何度もあります。
岩だけでなく、バランスを崩して木を掴んだ時も危ないです。
衣類もバカにできません。
ザックにダウンや寝袋、着替えをぎゅうぎゅうに詰め込んで引っ張り出すときも要注意です。
あと意外と危険なのが、ザックのメッシュ部分。
メッシュ素材のポケットに無造作に手を突っ込むと、爪が引っかかるんですよね。
ジェルネイルで登山する危険性
ジェルネイルを楽しんでいる方なら、「そんなの当たり前でしょ」と思うかもしれませんが、念のためおさらいです。
ジェルネイルは剥がれかけても自分で剥がしてはいけません。
爪とジェルネイルの接着が強いので、無理に剥がそうとすると、爪ごと剥がれる危険があります。
自宅でジェルネイルをしている方はオフする道具が必要ですし、
サロンに通っている方はネイルサロンに行かないと落とせません。
しかし山の中にはそんな道具も、ましてやサロンもありません。
中途半端にジェルネイルが一部剥がれたら、下山するまでそのまま我慢するしかありません。
危ないし、気になって剥がしたくなってしまうかもしれません。
ジェルネイルは登山前に落としていくのが無難です。
マニキュアで登山をする際の注意点
一方、マニキュアはどうでしょう。
わたしはマニキュアを塗ったまま登山に行きますが、特段、危険を感じたことはありません。
むしろ補強目的で塗ったまま登ることが多いです。
(補強といっても、気持ち安心かな〜くらいですが…)
ただし、注意してほしいのは、マニキュアは“してもまあいいかな”程度ということ。
爪が欠けるときはマニキュアも一緒に欠けます。
なんならマニキュアした爪が欠けた方が、見た目が悪くなることもあります。
それでも、マニキュアをしていて危険らしい危険もなく、
マイナス面が少ないため、
「指先もおしゃれしたい!」「登山もしたい!」という方にはマニキュアがオススメです。
わたしは爪が弱くてすぐ欠けるので、補強コート2度塗り+マニキュアで登ることが多いです。
登山女子におすすめのネイルアイテム
最後に、私が実際に使っているネイルアイテムをご紹介します。
補強コート(ベース+トップ兼用)
爪の補強用として最重要アイテムです。
私が使っているのはこちらです。
一度塗りでは心もとないので、2〜3度塗りをしてから好きな色を重ねています。
仕上げにトップコートとしても塗ることで、強度がアップします。
補強コートはいろんな種類があるので、自分の爪質に合うものを見つけましょう。
ネイルエンビー(O.P.I)
キャンメイクやネイルホリックなど、プチプラでもかわいい色がたくさんありますが、
やっぱりO.P.Iの安定感は抜群です。
持ちが良く、登山後も比較的キレイな状態が保てます。
O.P.Iでなくてもお気に入りで持ちの良いマニキュアがもしあれば、そちらで問題ないです。
さかむけ用爪切り
ささくれ対策としてあると便利です。
登山中はハンドクリームやネイルオイルを塗れないことも多いので、出発前にささむけなどの不安要素は解消しておくのがベスト。
ちなみに、私はこれで甘皮処理もしています。
甘皮ニッパーなどを持っている方はそれでもOK!
まとめ:登山中のネイルは「安全第一」で楽しもう
登山中にネイルをしても絶対ダメ、というわけではありません。
ただし、安全を最優先に考えることが大切です。
- ジェルネイルはトラブルの元になるので外しておく
- マニキュアなら補強目的でOK
- 爪が欠けやすい登山では、事前ケアと補強が大事
せっかくの登山、指先のおしゃれも楽しみたいところですが、
命を預ける環境であることを忘れず、
安全と快適さのバランスをとりながら準備しましょう。

