登山靴の買い替え体験談|3000円の靴からモンチュラへ

登山ウェア・道具
スポンサーリンク

1. 最初は「安い靴」で登山を始めた

登山を始めたころは、御岳山や筑波山などの山に行きました。
そのとき履いていたのは、スポーツショップで適当に買った 3000円くらいの靴

最初は「これで十分だろう」と思っていたのですが、筑波山の下りで限界を実感しました。

  • 前滑りしてつま先が痛くなる
  • 踵に靴擦れができる
  • 下りがとにかく辛い

これでは登山を楽しむどころではなく、「ちゃんとした登山靴が必要だ」と強く感じました。

2. 2足目:コロンビア メテオミッド 3 オムニテック YU0378

「まだ登山を続けるかわからないし、とにかく安価で、でも下りの前滑りの痛さを軽減できる靴を…!」
そんな気持ちでお店に行き、店員さんにおすすめされるがまま購入したのが、コロンビアの メテオミッド 3 オムニテック(YU0378) でした。

これは足首までしっかり固定してくれるタイプで、靴紐をきゅっと縛れば下りの前滑りを防げるのが大きなメリット。
実際に履いてみると、筑波山の下りで感じていた足の痛みはほぼ解消されました

  • 高尾山や奥多摩の日帰り登山
  • 丹沢の日帰り登山

このレベルなら問題なく歩けました。

ただし、使っていく中で不満も出てきました。

  • 雨の日の木の階段や石の上ではツルツル滑る(グリップ力不足)
  • 表面の素材が剥がれやすく、耐久性に不安
  • 日本アルプスのような本格的な山には不安が残る

「日帰り低山ならOK。でもアルプスに挑戦するには心もとない」というのが正直な感想です。

3. 今履いている靴:モンチュラ ミッドカットアプローチシューズ

現在愛用しているのは、モンチュラのミッドカットアプローチシューズ


アプローチシューズとは、登山道の岩場や不整地を歩くために作られた靴で、岩場に強い設計がされています。

MONTURA Store(モンチュラ ストア) Web 通販 「YARU TEKNO GTX WOMAN (S4GA00W)」
MONTURA(モンチュラ)「YARU TEKNO GTX WOMAN (S4GA00W)」アプローチ、登山、ハイキングに適したミッドカットシューズです。難しい地形での使用に特に適しています。靴の前部を360°包み込むレーシングシステムと、...

2足目のコロンビア・メテオミッドでは、雨の日に石の上に足を乗せるのがとにかく怖くて、

  • どんどん歩く速度が落ちる
  • 無駄に足に力が入って疲れる

という悪循環がありました。

もちろんモンチュラの靴も「全く滑らない」というわけではありませんが、メテオミッドに比べたら段違いに安心感があるんです。
岩場や濡れた場所で「怖い」と思わなくなっただけで、歩き方にも余裕が生まれ、無駄な力を使わずに済むようになりました。

さらに、防水仕様のため ちょっとした雨の日なら濡れずに快適
ただし、ずっと雨が降り続く日や土砂降りではしっかり濡れてしまうので、その点は割り切りが必要です。

とはいえ濡れた登山靴の気持ち悪さは筆舌に尽くし難いものがあります。そんな方はHYDRA ESCのような水陸両用靴もありますのでこちらも併せてどうぞ。

スエードレザーなので耐久性も高く、使い込むほどに味が出てくるのも気に入っています。
「これなら日本アルプスでも安心して歩ける」と思えるようになったのは、この靴に変えたおかげです。

4. まとめ|靴はステップアップが必要

登山靴は値段やモデルによって、登れる山や安心感が大きく変わります。

  • 高尾山、御岳山なら3000円の靴でもOK
  • 奥多摩や丹沢の日帰り低山ならコロンビアのメテオミッドで十分
  • 日本アルプスに挑戦するなら、モンチュラのように グリップ力・耐久性が高い靴が必須

登山を続けるうちに、自然と「もう少しいい靴が必要だ」と感じるタイミングが来るはずです。
その時が、靴の買い替えどきです。

タイトルとURLをコピーしました